子供には自らを育てる能力が備わっているという自己教育力の考えを根底に考えられた教育法です。

モンテッソーリ教育の5つの分野

• 日常生活の練習：洗濯・アイロンがけなど
• 感覚教育：教具を使い、長い・短い・重い・軽いなどの感覚を養っていきます。
• 言語教育：絵本や文字カードを用いて語彙力を身につけます。
• 算数教育：感覚教具などを使って数量について手で扱いながら覚えていくよう促していきます。
• 文化教育：言葉と数以外の、動植物、地理、地学、歴史、道徳（宗教）、音楽、体育、美術などを含む分野の能力を育みます。

モンテッソーリ教育における教師の心得12か条

1. 環境を整える
2. 教具やものの取り扱いを正確にはっきり
3. 子どもがその環境との交流を持ち始める前は積極的に、交流が始まったら消極的に接する
4. 探し物をしている子ども、助けを必要としている子どもに対して、忍耐の限界を見守る
5. 子どもに呼ばれたら必ず行く
6. 子どもに誘われたら要求をよく聞き、言葉で表せないようならば気持ちを汲み取る
7. 仕事に集中している子どもを尊重する
8. 間違っていてもあからさまに訂正しない
9. 休息している子どもを無理に再開させない
10. 作業が理解できない、拒む子どもには忍耐強く誘い続ける
11. 教師のことを探す子どもには、存在感を感じさせる
12. 仕事を終えた子どもに教師の姿を見せるようにする

モンテッソーリ教育のメリット・デメリット

モンテッソーリ教育の園で働くために必要な資格

モンテッソーリ教育に実践者として携わる場合は、専門の資格が必要になります。資格には「国際資格」と「国内資格」があります。
それぞれの教育機関が実施する試験に合格すると資格が取得できるという流れです。